ブランディングによって作られるブランドコンセプト。
ブランドコンセプトはアパレルを含め全てのビジネスにおいてなくてはならないものです。
そのためさまざまな課題には、ブランディングによってもたらされる解決策やメリットは数多くあります。
中でも最もパワフルな効果は、チームのコミュニケーション力が上がることです。
例えば、商品企画のプロセスをチーム全体が同じ感覚でが共有できていないという課題があります。
デザインは、概して感覚的なものとして捉えられがちなです。
ファッションやデザインの経験がない営業や経営の立場からすると、デザインの良し悪しを議論しようにも、デザイナーとは会話が噛み合わず、そこに解決策を見出せないまま新しい商品がロンチされてしまう。そんなリスクレベルの高いオペレーションは実は少なくないのです。
しかし、デザインをブランディングという視点から見てみると、
・ブランドコンセプトに沿っているか?
・シーズン戦略にフィットしているか?
・ターゲット像と顧客ベネフィットに刺さっているか?
と言ったように、判断基準が論理的に共有でき、デザインが感覚的なものから戦略的なアウトプットへと変化していきます。
ブランディングによってチーム全員が同じ方向を向いて行動すること。
このことこそが、ビジネスを加速させる最もパワフルな原動力になると、マテリカは考えています。